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今回は、少し重く深刻な話題「アジアン・ヘイトクライム」について話します。
こちらに住んでいると避けては通れない厳しい現実です。今回は、ヘイトクライムとはなんなのか、そしてなぜ今アジア人に対して増えているのか、法の整備、実際こちらで感じることなどを、簡単にお話しします。
「飛んで住んでアメリカンジョーク」のコーナーでは、日本食に関するジョーク（なぞなぞ）を３つ紹介します！
みーちゃん：
ヘイトクライムとは？
まず、ヘイトクライムについてちょっと説明します。ヘイトとは日本語で憎むとか嫌悪するという意味で、クライムは犯罪です。ですから、人が憎しみの感情を人種、国籍、宗教、性別やセクシュアリティ、又は年齢や身体知能障害を持つ人に対して起こす犯罪ということですね。それは大体、色々なアイデンティティの要素に対しての偏見はネガティブな感情を持つ人やグループが嫌がらせ行為、脅迫、暴力を振るうなどの犯罪を指します。
アジアン・ヘイト
アジア人に対しての偏見は19世紀末、ハワイや西海岸にアジア人の移民がアメリカの開拓のために移住した時からすでに始まっています。
以前日本のステレオタイプについて話した時にちょっと触れましたが、1982年、日本の自動車会社のアメリカへの進出でアンチ・ジャパニーズの感情がアメリカ人の間出高まっていた頃、特にデトロイトでは、職を失ったクライスラー社で働いていた二人のアメリカ人が中国人のヴィンセント・チンさんをベースボールバットで殴り殺した事件がありました。今年の６月はその事件が起こってから今年で40年を経って、各地で記念の儀式が行われていました。そしてCivil Rights activists公民権活動家がその事件がどのようにアメリカに住むアジア人に影響したか、また、どのようにしてアジア人に対する理解を向上するかについて語っていました。
主な背景
なぜアジア系の人に対するヘイトクライムが増えているのか？
2020年からコロナウイルスのパンデミックが始まりそのため多くの人がロックダウンによって経済的ダメージや病気に対する恐怖や命に関わるという不安を抱いてストレスレベルが大変高く上がりました。そしてコロナウイルスの第一報が中国だったことから、このパンデミックとそれらに伴る不具合はすべて中国のせいであるという偏見がああたかも事実のように信じられ、そのストレスやフラストレーションのはけ口として（中国人かどうか判断できないので）アジア系がターゲットにされているといわれています。
カリフォルニア大学サンフランシスコ校が発表した新しい研究によると、当時のトランプ大統領による2020年3月のツイートで、Covid-19を「中国のウイルス」と呼んだことで反アジアのハッシュタグが「急激に」上昇したそうです。そして、トランプ氏のツイートの前後に、反アジア ハッシュタグを含む 70 万件のツイートを調査した研究者によると、これらがヘイトクライムやヘイトグループの形成のPredictors予測因子であることがわかりました。また、ホワイトハウスの報道官はトランプ大統領がコロナウイルスを「中国のウイルス」や「カンフル」と繰り返し説明したことで、アジア人に対するヘイトクライムが行われる環境を助長したと語りました。
統計：件数増加
連邦捜査局 (FBI) は、米国に住むアジア人に対するヘイトクライムが 2019 年から 2020 年にかけて 77% 増加したと報告しています。 また、2020 年 3 月から 2021 年 6 月までの期間に、9,000 件を超える反アジア人へのヘイト事件がアドボカシーグループ、Stop AAPI Hate に自己報告されました。 しかし、そのような犯罪統計は大幅に過少報告されている可能性があります。 一方、アジア系アメリカ人コミュニティに影響を与えている暴力と人種差別についての広範な理解は、深刻な研究ギャップによって妨げられています。
ローカル：
新しい警察のデータによると、サンフランシスコ市でのAAPI, アジア系アメリカ人と太平洋諸島系住民に対するヘイトクライムの報告は昨年劇的に増加し、法執行機関はこれを「警戒すべき増加」と呼んだ。サンフランシスコ警察の予備データによると、反アジア的偏見が原因だと警察が考える事件の報告が、2020 年の 9 件から 2021 年には 60 件に急増し、人口 87 万 5,000 人の都市で 567% 増加しました
にょら：あまりにも、事件が頻発するので、反アジアンヘイト運動なんかもブラックライブスマター運動と、少し遅れて、国中で、並行していく感じになったので、国や、州、街レベルの自治体も、法整備などの対応に追われることになりました。2021年の５月には、COVID19HATE CRIMES ACT と言う、アジアンヘイトクライムの取締を強化したり、それを防ぐ活動に資金を提供したりと、異例の速さで可決した法案です。 それでも、やはりヘイトクライムは起き続けているのが、現状です。国レベルで、解決していかなきゃいけない問題だと認識されただけでも、とても重みのある法律であるのではないでしょうか。
最近では、今年の１月に、BTSがホワイトハウスに招かれて、バイデン大統領と、直接言葉を交わし、いっしょに人々のアジアンヘイトへの関心と知識を高めるために、声明を送ったのには、記憶に新しいと思います。BTSもメンバー全員きちっとしたスーツで、黒髪。大統領に敬意と、問題の深刻さが伝わってきました。バイデンのTwitterで映像を見たてください、アジア人としてなんだか感動しちゃいました。アメリカのBTSのファンは政治さえも動かしてしまう影響力がありますからね。
ケース：ベイアリアもアジア人の移民がとても多い地域なので、たくさん事件が起こっています。特に多いのは、一人でいる女性やお年寄りがターゲットにされています。持っているカバンなどをひったくられることもあるのですが、ただ意味もなく、パンチを喰らったり、突き飛ばされたりするのです。インターネットで犯人探しの目的で、動画が出るのですが、本当に胸が痛みます。アジア人をターゲットにしたそういった犯罪もエスカレートしてきていて、最近はオークランドのリトルサイゴンというベトナム人コミュニティーがあるところで、白昼、車を路肩に停めていたところ、車を盗もうとした人物に、もう抵抗する暇もなく数秒の間に射殺されてしまうということが２件もあって、個人的にも本当にショックで、恐怖を感じています。
ベイエリアのトレンド
個人的影響
みーちゃん：自分がアジアンということをもっと意識するようになった。
ペッパースプレーを持ち歩いている。
チャイナタウン避けてる
警備員にエスコートを頼む
仕事ーアポイントメントをとってあげるとき患者さんにできるだけストリートパーキングを避けるように
にょら：パンデミック前には、私の両親がよく遊びにきててくれて、私の仕事中などに、公共の乗り物、バスや市電なんかを乗りこなして、ちょっと離れた街とか私なしで、行ってたのだけど、もうそれは無理になっちゃたなぁーと。やはりお年寄り２人で、行動するのは危ないです。
よし：まだ5年目ということもあり、あまりあからさまにアジアンヘイトを自分ごととして感じるような出来事には遭遇してませんが、なるべく危なそうな地区などへは立ち入らないようには気をつけています。
飛んで住んでアメリカンジョーク
今日は、前回食べ物の話をしたので、日本食に関する、ジョークを, その前に一つ小話を、私のnyora実名はよしこと言う平凡な名前なんですが、アメリカ人には、よしこって覚えにくそうなので、ヨシさんじゃないけど、よしって呼ばれるんですが、うろ覚えのアメリカ人に、よく間違えて呼ばれるのは、寿司です。
How do you know Jesus loves Japanese Food? “Because he said Jesus love miso.‼︎ ”
What does Sushi say to a bee when they meet.
“what’s up bee! watsu up.. watsabi… wasabi!”
when I ask sushi chef what kind of Roll do you like? What would he say?
“ Pay Roll!!!” お給料のことです！
